公務員は貯金すべきじゃない!?老後の必要額と年金額と退職金の関係

老後のためにコツコツ貯め始めよう!

とお考えの公務員のあなた!かなり堅実な思考の持ち主ですね。

世の中一般的には、『介護や医療のために、老後はお金が必要!』と言われていて、若い現役世代から貯蓄型の生命保険に加入する人って結構多いんです。

これは決して間違いではありません。

若い現役世代の無駄遣いをセーブして、将来の不安のために節約して資産を蓄えておくことは、人間としてとってもふさわしい行動。

でも、間違ってはいけないことがあります。

シュウ

あなたは、貯金するために生きているんですか?

貯金が目的になっていませんか?

その貯金は本当に必要なお金なのでしょうか?

若い時に頑張って貯めた100万円が、老後の医療費で使われるなら価値がありますが、使われずに相続税で国に持って行かれるなら、何のために貯金したのかわかりませんよね。

税金として国に寄付するために、生活が苦しい若い時代から頑張って貯金する』って、なんとなくバカみたいだと感じるのは私だけではないですよね。

正直、貯金って、将来必要なお金以上に貯める必要なんてないんです。

それに、「公務員におすすめの生命保険の選び方」でも厳しめに書きましたけど、公務員って貯金とか保険への意識が強すぎです!

条例や法律で身分が保証されているという圧倒的な安定感があるのに、さらに退職後の年金まで担保されているのに、なにを心配しているの?って話です。

将来必要なお金をもう少し戦略的に考えないといけません。必要なお金の総額がわかればいくらぐらい貯金すべきか見えてきます。

では、公務員であるあなたが将来必要なお金っていくらぐらいなんでしょうか?ちょっと考えてみましょう!

シュウ

え?お前はいくら貯金しているんだって?

私は付き合いで始めた財形貯蓄5,000円しか給与控除していません。あとは投資と副業で入る収入は自動的に口座に積みあがっています。
貯金より投資です!ガハハハ〜!

公務員が将来必要なお金とは?

将来必要なお金って、人それぞれ違います。

歳をとって病気がちになれば医療費は高くなるし、子供や孫がたくさんいれば、いいカッコをしようと思って当然出費は増えるものです。お年玉とかプレゼントを渡したいですもんね。わかります^^

では一般的な考えを元に、老後に必要な額の相場を調べるといったいいくらぐらいになるでしょうか。

少し前の数値ですが、総務省が発表した「家計調査年報」によると、老人世帯の消費支出は平均月約24万円という数字が発表されたようです。

24万円

この24万円という数字は老人一人の消費支出額ではありません。世帯なので夫婦合算の数字です。

シュウ

個人的には「24万円も使いすぎでしょ!」と言いたい。うちの両親なんか、年間80万円程度の国民年金を2人でもらって生活しているので、実質13万円程度。田舎なら可能です。

この数字が多いか少ないかは別として、全国の平均はこのぐらいということです。ということは、こういうことが言えます。

毎月24万円の収入があれば、収支不足なく老後の生活が安心して送れる!



これは極端に書いていますよ。

当然のことながら、急な病気や、不測の事態に備え、ある程度の蓄えは必要ですので、24万円の収入があれば安心バラ色ハッピー老後!っていうのは浅はかな考え。

ただ、24万円の収入があれば都会でも最低限の生活は送れるということはわかったと思います。収入額と支出額が同額なのですからね。

さあ、あなたの老後の毎月の収入はいくらぐらいでしょか?ちょっと調べてみましょう!

ここからは実際の数字を使います!

65歳から受給できる年金額はいくら?

公務員が老後に受給できる共済年金。平成27年10月の年金一元化によって、共済年金から厚生年金に移行されますが、受給額に大きな変更はありません。

勤務していた期間や平均給料額によって年金額は違いますが、だいたい年額200万円から230万円ぐらいでしょう。もっと多いと思っていました?

一昔前の公務員の年金は、1人あたり300万円超えなんてザラにあり、悠々自適年金生活は公務員の特権とまで言われていました。でも、それは過去の話。

年金額の引き下げで悠々自適どころか、節約生活がしいたげられるのです。

年金というのは偶数月に支払われますので、1支給期あたり33万円から38万円ぐらい、1ヶ月に換算すると16.5万円から19万円ぐらいですかね。

ではここから単純計算を始めます。

先ほど1ヶ月の必要経費は約24万円と言いました。そして、共済年金は1ヶ月あたり16.5万円から19万円ぐらいなので仮に18万円としましょう。

すると、『24万円 ー 18万円 = 6万円』

つまり、65歳以降の生活費は年金額だけでは賄えず、毎月6万円の赤字が発生するようです。毎月6万円ということは年間72万円。

85歳まで生きたとすると、65歳以降の20年間の間に生じる赤字額は、

72万円×20年=1440万円

つまり、65歳の段階で1440万円を蓄えておけば、ある程度安心した老後を送ることができるのです。

この数字だけ見ればとんでもなく高い金額ですね。ちょっとやそっとじゃ貯められないお金。

でも、ここは冷静に考えましょう!

あなたは公務員。退職時にはまとまったお金が入ってきます!

退職金です! 

公務員は退職金が支給されます。若い現役世代の方で退職金の受給額を計算する人ってあまりいないと思いますが、どれぐらい支給されるかご存知ですか?

退職金も各自治体ごとで金額は大幅に違いますが、一般的に平成26年度の退職金の平均額って約2500万円ぐらいのようです。

2500万円も振り込まれるんです。一括して。

この退職金の多くは、住宅ローンの残債務にあてる人が多いので、まるまる全額を生活費に使用することはできないでしょうが、それでも幾らかの剰余金は発生しますよね。

少なく見積もっても1000万円は残ると思います。

もし1000万円残れば、これを生活費にあてればいいんです。

では、どうでしょう。1440万円の不足が生じると思っていたものが、1000万円は退職金で工面することができるようになりました。残りは440万円。つまり、

現役世代の時に440万円を貯金しておけば老後は安心!

と言えます。これが結論です。

さあ、必死になって440万円を貯めましょう!

というのは嘘で、実際はもう少し余裕をもって貯めたいところですね。予期せぬトラブルは人生につきものだから。

上記の金額はあくまでも一例で、個人の金銭感覚や年金額や退職金によって大きく違います。しかし、

将来必要なお金(生活費)ー(将来受け取れるお金《年金+退職金》)を自分なりに調べてみると、意外にも老後を悲観する必要なんてないんですよね。

で、結論。

若い現役世代のうちから必要以上の貯金なんてしなくていい!

大事なことは、

  • 老後の必要資金を計算する
  • 将来の年金支給額を調べる
  • 退職金を計算する
  • 老後の毎月の不足額分を積み立てる

みんな、『老後の毎月の不足額』を調べもせずせず、ただなんとなくという理由だけでお金を貯め続けているんです。そして、その結果、貯め過ぎてしまうんです。

貯めすぎが悪いことではありませんが、お金が入り用の若い世代の時に、必死になって貯める必要があるのかどうか?若い時に使うお金って、老人になってから使うお金よりも何倍も価値がありますよ。

ギャンブルやお酒だけに使うお金に価値はありません。でも、

旅行に行ったり、

趣味に投資したり、

好きな洋服を買ったり、

自分の人生の価値を高める投資にお金を使うと、老後になってから『思い出』に変わっています。これはかけがえのないものでしょう。老後になってから自分に投資しても思い出に変わりにくいですからね。

(老後の楽しみのためにお金を使うのは、別の意味でとっても価値のあることだと思います。)

わたしは、こういう考えで『若い時の貯金のしすぎ』には否定的です。

どんどん使っていったほうが、経済も循環しますしね。消費世帯の一人一人がこのような考えを持てば、経済は好転します。

でもね、このわたしのアドバイスは、あなたが公務員だからできるんです

退職金もしっかりあって、共済年金も200万円以上受給できる。ついでに言うと、定年退職後の再就職先にも困らない。

簡単に言うと、あなたは恵まれています!

将来や老後に不安がある方達は、やっぱり将来の蓄えをしなくちゃいけねいんです。

特に国民年金しかかけていない方は、しっかりと収支計算をしないと、老後にお金がなくなってしまうんです。

今の時代、

公務員ってなんの魅力もないよ〜!

っていう声が聞こえてきますが、そんなことはありません。公務員には、退職後の生活設計が安心して立てられる!という利点があるんです。

全体の奉仕者として、24時間が公僕である公務員は、民間にお勤めの方と比べてある程度の保証があって当然だと思います。

緊急災害時などは、家族やプライベートよりも奉仕活動が優先される特殊な職種ですからね。

なので、公務員を勤め上げるとそれなりの退職金があり、それなりの年金があるのは、恵まれているというよりも当然なのかもしれませんね。

まとめ

今回お話しした内容は、あくまでも一例です。

お金というのは使おうと思えば一瞬で使えますし、病気や怪我が原因でライフプランが激変し、財布事情も大きく変わることがたくさんあります。

不測の事態に備えることは絶対に必要です。わたしも備えています。

しかし、多くの方は、『ただなんとなく・・・』という理由で貯金しているんです。目的を持っていません。貯められるだけ貯めよう!という精神。

これは価値のある貯蓄とは言いい難いですね。

退職時までに440万円を貯金すれば、老後が安心なら1年間20万円を積み立てるだけで、22年間で440が貯金できます。それでコンプリートですよ。

もう少し余裕が欲しいなら、退職時までに1000万円貯金すればいいでしょう。毎年50万円を貯金すれば20年間で貯まります。

毎月2万円ずつの貯金と、ボーナス時に13万円ずつ貯金すれば50万円です。

大事なことは、貯金の目標額(ゴール地点)を設定して貯金していくこと

  • ボーナスは全額貯金だ〜!
  • 積立型の生命保険をかけなくちゃ!
  • 株をもっておかないと将来が心配!

全部間違いです!

公務員のあなたが老後に必要なお金って、計算すると意外と少ないものです。

貯金するぐらいなら投資の勉強した方がよっぽど良いです。興味があるなら「現役公務員の副業実績」をご覧ください。

貯金より投資に意識が行くでしょう。

このブログを書いている人
読んでくれてありがとう!

シュウ
シュウ
現役副業公務員

ある都市の現役地方公務員の30代既婚男性です。年収650万円に加え、副業で約1900万円を稼ぎ、年収が2500万円を超えました。

このブログでは、そんな私の「お金に対する考え方」を投稿しています。

稼ぐよ〜^^

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