公務員が民間の医療保険に加入する意義はない!の真意と保険見直しの必要性を考察

シュウ

この記事ではFP資格保有の現役公務員である私が、「公務員に民間の医療保険は必要かどうか」に付いて独自視点で解説しています。

保険会社を敵に回すかもしれませんが、真実を話します!

身分が保障されている「国家公務員」または「地方公務員」の皆様にとって、共済組合が行う公的医療保険ではなく、民間会社が行う医療保険に加入する意義はあるのか?

少し長い記事なので、最初に私が考える結論をお伝えすると、

  • 共済組合の公的医療保険はかなり充実しているため、民間の医療保険に入る必要はほぼない
  • ただし、「持病持ち」や「病気家系」などの理由により、長期での療養の可能性があるなら、「お守り的」な発想で保険に加入するのもアリ
  • 【重要】保険商品はかなり難しい。素人では判断できない。だから一番お得な保険を選びたいなら、保険会社のセールスレディーと話すのではなく、FPに相談するのがベター

という内容です。私の主観も入っていますが、一応ファイナンシャルプランナー資格保有者として、かなり調べ上げた内容を解説します。

参考になる部分もあると思いますので、ご覧ください。

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医療保険だけではなく、生命保険も含めた「保険全般」の見直し・新規契約を検討したい方は、次の記事で詳細を解説したのでご覧ください。

【永久保存版】公務員におすすめの生命保険の選び方

民間の医療保険とは?

保険

医療保険には大きく分けて2種類あります。1つ目は公的医療保険です。

これは、共済組合や健康保険組合で行っている保険で、公務員やサラリーマンになると強制加入が義務付けられる医療保険です。

2つ目は加入が任意である民間の医療保険です。

この保険は、生命保険会社が商品として販売しているもので、もちろん、強制加入ではありません。入りたければ入ればいいし、お金がもったいないと感じるなら、入る必要はありません。

民間の医療保険の特徴は、

  • 保障対象の病気や事故になると、大きな保障が受けられる
  • がんや成人病に特化した保障が多い
  • 健康保険の保障の対象外でも大きな給付が受けられる
  • 保険料は掛け捨て

このように民間の医療保険は、共済組合のような公的医療保険制度ではまかないきれない部分を保障することが目的です。 つまり、公的医療保険制度のプラスアルファ部分が民間の医療保険となるのです。

このプラスアルファ部分が必要なく、自分は共済組合の保障だけで充分だよ!ってお考えの方は無理に民間の医療保険に加入しなくてもいいんです。

ただ、公務員の中にも民間の医療保険に加入している人はかなり多い、むしろ、民間の医療保険に加入している人の割合の方が多いようです。

では、どうして皆さんは民間の医療保険に加入しているのでしょうか。そのあたりを少し解説しますね。

公務員が民間の医療保険に加入するメリット

共済組合には、多くの場合、附加給付という制度があります。

この制度は、1ヶ月1病院1診療科あたり25000円を超える医療費(給料が高い方は、5万円)について、後日共済組合から返金(キャッシュバック)されるという制度です。

この附加給付については、保険適用に医療費に限られていたり、過剰診療部分や保険適用外診療については返金の対象とならない部分もありますが、基本的には『1ヶ月あたりの医療費の実質支払額は25000円を超えることはない!』と考えていただいて結構です。

この附加給付という制度は、大きな健康保険組合なら実施しているところも多いのですが、協会けんぽや国民健康保険では実施していません。

なので、公務員の医療保険である共済組合は、ある程度恵まれているということになります。

これは本当に有利な制度ですよ。だって、どれだけ高額な医療費を支払ったとしても、実質負担額が25,000円で済むのですから。

(ちなみに、25,000円と言う金額も恵まれているのですが、以前は10,000円や5,000円の時代があったので、昔は恵まれていましたね。)

参考サイト附加給付金

先ほども言いましたが、『民間の医療保険は、公的医療保険を補うもの』という位置付けです。

公的医療保険の保障が少ない部分を民間の医療保険を補うので、協会けんぽや国民健康保険に比べると、カバーしなければいけない範囲というのは少ないのは間違いありません。

しかし、いくら附加給付があり、保障が充実していると言っても25,000円を超える治療費が継続したり、入院治療などによって個室などの差額ベッド代や食事代など保険適用外の治療については附加給付の対象外です。

それに、診療科が変わったり、院外処方の薬局で薬をもらった場合も、計算が別れてしまうので、それぞれで25,000円は支払う必要があります。

そうなってくると、1ヶ月あたりの医療費がかなり高額になってくるのです。

30代までならそれほど大きな病気のリスクが高く無いので、医療費が高額になることもありませんが、成人病疾患が増えてくる40代から50代の方は、1ヶ月の医療費が最終的に5万から10万円になることも出てきます。

もし、ガンや脳卒中になると、医療費はとんでもなく必要となります。

しかも、治療の期間は仕事ができません。3ヶ月以内なら100%給料が支給される病気休暇制度を利用できますが、長期になれば給料の保障はありません。つまり、無給で休み続けることになるのです。

休職に入り、給料が出なくなると、共済組合から傷病手当金(1年6ヶ月間)や傷病手当金附加金(半年間)という給付が受けられるので、休職後直ちに生活に困ることはありませんが、これらの給付は、通常勤務によって得られる保障の3分の2程度です。

参考サイト勤務を休み報酬が支給されないとき(地方職員共済組合HP)

なので、どちらにしても非常に厳しい生活状況となるのです。

そんな時に頼りになるのが民間の医療保険です。

メリットをまとめるとこんな感じです

  • がんや成人病になると、手厚い保障が受けられる
  • 病気で休職となり、給料が出なくなっても生活保障が受けられる
  • 保険適用にならない医療費の支払いがあっても安心
  • 生命保険料控除の対象となる

まぁ、実際のところ、民間の医療保険にもメリットはいくつかあり、有事になれば保険料支払い額以上の恩恵を受けることになります。

ただ、民間の医療保険にはたくさんのデメリットがあります。しかも、これらのデメリットはオープンになっていないのが現状です。

民間の保険会社に切り込むわけですから、少し気合が入りますが、読者目線で辛口で記載しますね。

保険のセールスレディーが語らない医療保険に加入するデメリット

医療保険に加入するデメリットは、ズバリ費用負担です。

つまり、お金ですね。しかも、ただの費用負担ではありません。支払ったお金には、積立要素がなく、完全に掛け捨ての保険です。

病気になれば、保障が受けられる。

病気にならなければ、保障は受けられない。つまり、保険料は掛け損

民間の医療保険は、生命保険の定期保険と同じで、完全に掛け捨てなので、保障対象の病気や事故があれば、支払った保険料以上の給付が受けられるのですが、もし、そう言った病気や事故がなければ、その保険料は払い損。

医療保険の月額保険料は、平均1500円から3000円の間です。

仮に、2000円だったとした場合、1年間に支払う保険料は24000円、10年間では24万円、30年間では72万円となります。(単純計算です。)

すると、30年間の間に、1度でも72万円を超える給付があれば、その医療保険は『加入して得をした!』ということになるのです。

医療保険の保険料について

民間の医療保険には、ずっと保険料が上がらない終身医療保険と、将来保険料が上がっていく定期医療保険とがあります。

定期医療保険は、加入時の保険料が安いので、若者も入りやすい保険なのですが、仮に60歳まで加入した場合、保険料の総支払いが多いのは圧倒的に定期医療保険です。

30歳で加入した場合、保険料の総支払額は、約100万円ほどの差があります。

ここで問題があります。

72万円を超えるような給付が受けられる病気ってどんな病気なの?

医療保険の給付が大きい病気とは?

医療保険を比較する項目は、『入院日額がいくらの保障なのか?』という点です。この入院日額が高く、保険料が安いものが、コスパがいい医療保険となります。

では、少し具体的に見ていきましょう!

例えば、人気の医療保険である「アクサ生命の「一生保障」の医療保険 セルフガード60」の場合、入院日額が5000円で1ヶ月あたりの保険料が1653円です。

1ヶ月1653円ということは、1年間の保険料支払額が19,836円で30歳から60歳までの30年間保険に加入した場合の保険料支払額は595,080円となります。

(生命保険料控除の税金還付を考慮に入れない場合)この保険料支払額を給付で受けようと思えば、595,080円÷5,000円=119日、つまり、30年間の間に119日間の入院があれば元は取れるという計算です。

では、どんな病気が入院日数119日を超えるのでしょうか。

下の表は、総務省統計局から出された平成20年患者調査「退院患者平均在院日数,性・年齢階級 × 傷病中分類 × 手術の有無別」です。この情報が正しいかどうかは別として見てくださいね^^

119日以上の病気を太字にして表示しましたのでご覧ください。

主な傷病名

平均入院期間

(全年齢対象)

在院期間(日)

30~34歳

60~64歳

30~34歳

60~64歳

統合失調症 545.7 129.9 1,210.0 73.2 370.9
脳梗塞 113.1 19.7 68.4 44.5 65.1
骨折 43.1 15.8 38.6 17.2 36.6
脳内出血 129.8 84.4 96.7 33.1 103.1
血管性認知症 346.2 0.0 160.0 0.0 392.1
肺炎 32.1 7.6 38.4 7.3 35.8
アルツハイマー病 225.1 0.0 126.5 0.0 92.3
腎不全 58.2 17.4 35.4 21.1 47.1
糖尿病 38.7 18.2 26.1 12.3 22.5
パーキンソン病 140.3 0.0 52.3 27.5 45.6
肺がん、気管がん 27.4 20.5 23.9 17.1 21.6
胃がん 27.0 16.9 24.1 18.1 22.1
脳性麻痺/片麻痺 274.3 325.1 266.7 270.9 39.7
急性アルコール中毒/薬物精神障害 115.9 56.6 130.3 39.3 37.7
くも膜下出血 103.0 28.3 87.1 13.7 62.2
結腸がん、大腸がん 18.9 13.1 14.4 15.2 15.0
帝王切開/切迫流産/早産/妊娠糖尿病など 12.2 0.0 0.0 13.1 0.0
脳卒中/脳血栓症/非外傷性硬膜下出血 43.2 17.5 17.2 10.4 20.9
肝がん/肝血管肉腫 22.7 14.8 17.4 22.6 15.9
胆石症/胆のう炎 18.3 9.6 13.3 8.8 11.2
高血圧 43.9 6.0 15.1 7.6 9.8

いかがですが。意外と少ないと思いましたか。

今は医療が発達し、難しい病気でも短期間の入院だけで済むことが多くなってきました。メジャーな病気である胃がんでさえ、1ヶ月間も入院せずに退院できる時代です。

入院期間が短いと、私たちの生活の質は向上しますが、一方で、民間の医療保険に加入するメリットがなくなります。

もちろん、長期間の入院が必要な病気を患えば、結果として医療保険に加入した方がメリットが大きい場合も往々にしてあります。

しかし、医療保険に加入する上で絶対に押さえておきたいポイントは、加入すれば得をする!は間違いであるということです。

どんな人が加入しているの?

民間の医療保険に加入している人の割合はご存知ですか。実は、70%以上の方が公的医療保険とは別に、民間の医療保険に加入していると言われています。

これらの中には、必要性を感じ、自分で保険を選び、自発的に加入した方も多いのですが、人に言われるがままや職場の同僚が加入しているからという理由で保険に加入してしまった人任せ加入も少なからず存在します。

そういう方は置いておいて、医療保険に自発的に加入した方は、なぜ民間の医療保険に加入しているのでしょうか。

答えは、2つです。

  • 将来の不安に備えて安心を買うこと
  • 家族に対して安心をプレゼントすること

医療保険に限らず、生命保険も自動車保険も、すべての保険は、「元が取れるから!」という発想で加入するのではなく、「保険料を支払って安心を買う!」という発想で加入しなければいけません。

元が取れるというのは結果論であって、求めるべきは「健康に無事に過ごす事」です。

つまり、保険料だけ支払って給付を受ける事がないという事は、逆に素晴らしい事なのです。

安心を買いたければ、医療保険に加入すればいいし、将来の安心は「貯蓄」によってまかないたければ、医療保険じゃなく、定期預金や個人型確定拠出年金でお金を貯めるというのも選択肢の一つです。

つまり、無理をする必要はないという事です。

関連記事公務員に個人型確定拠出年金(401K)は必要?オススメポイントや申し込み方法は?

【重要】医療保険を選ぶならどこがベストか?

この記事で一番重要なポイントを話します。

「どこの保険会社の医療保険がベストか?」という点ですね。

実は、その答えは、当然ですが、「全員に共通したベストな保険会社はない!」ということです。

保険会社の各商品は、単に「入院日額○万円」という単純な商品ではなく、様々なニーズに応じた特徴があります。

そのため、医療保険には万人におすすめの商品はありません。

つまり、「自分で1番良い商品を探さなければいけない」ということです。

オッケー!じゃあ、有名な保険会社のパンフレットを取り寄せて比較していこう!

こんな声が聞こえてきそうですが、これだとNGです。

その理由は、「保険商品の難しさ」です。

保険商品ってあなたが思っている以上に難しくて複雑です。しかも、問題があって、保険のセールスレディーはそのような保険商品のデメリットや複雑な部分を正確に伝えてくれないケースが多いんです。

彼女たちも生活がかかっているから、1件でも売りたいわけじゃないですか。

だから、重要事項以外は熱心に説明してくれないことが多いんです。

では、冷静な保険選びの判断をする際はどうすれば良いでしょうか。

その答えは、「無料でファイナンシャルプランナーに相談する」という方法が一番お得ではないかと思っています。

いわゆる「FPさん」に相談し、どの商品が一番良いのかを教えてくえるサービスです。

このサービスは日本にもいくつかあり、テレビCMでも紹介され始めるなど、最近人気が出てきています。亀梨くんが宣伝しているアレです。

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シュウ
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